「牛久商店街の鈴木金物屋が閉店準備中です。」という情報をいただき、上総牛久の「鈴木金物屋」にお邪魔してきました。

牛久商店街にある「鈴木金物店」は昭和・平成・令和と時代を生き抜いてきた老舗の金物店です。2代目のご店主さんが2022年8月に亡くなり、現在は奥様がお店を切り盛りしていらっしゃるということです。

店内には生活に密着した金物がたくさんあります。大小様々なやかんやお鍋類。

漬物の道具など懐かしいレトロ感に包まれています。

上の道具は、茅葺屋根のカヤを切りそろえるハサミだそうです。昭和のこの辺りが茅葺屋根だったことがわかる品です。

また、こちらは「造林鎌」でこの辺りで林業が栄えていたことを物語っています。市原市の歴史がわかる博物館のような金物屋さんです。

職人さんが見たら、喜ぶような道具がごろごろと置かれています。奥様も何に使うのかわからないという数々の金具やねじは量り売りをしていたそうです。

この記事を見て「これを探していたんだよ～！」という方がいたら是非出かけてみてほしいです。

まるで、ここだけ時間が止まっているような鈴木金物店さん。お店を閉めるにしてもこの大量の在庫を処分しないといけない訳です。

昔納戸で使われていたような「輪鍵」なども置いてありお家でのDIYに使えるかもしれないのでこちらも写真を載せておきますね！

私も、家でお花を飾ったりするのに一生ものだと思い花切鋏（園芸鋏）を新調してきました。定価2,700円（税込）のところ1,700円（税込）にしていただきました。

みなさんも、愛着の持てる金物を探しに「鈴木金物店」に行ってみてください。

＊案山子様、みーちゃん様、情報提供を頂き、ありがとうございました。

鈴木金物店はこちら↓

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