【市原市】市原歴史博物館で企画展「奈良・平安時代の豪族たち」と、季節の展示「初午」が開催中です。
市原市能満にある市原歴史博物館では、季節に応じた展示(季節の展示)を定期的に博物館エントランスで実施されています。

※プレスリリースより
今回は、新規寄贈資料をお披露目展示など、季節の風習や民俗・歴史的な事柄を取り上らています。
季節の展示「初午」
初午(はつうま)とは、毎年2月の最初の午(うま)の日に行われる、日本の伝統的な年中行事です。初午の起源は、『山城国風土記』逸文に和銅4年(711)2月の最初の午の日に、稲荷大神が京都伏見稲荷大社の稲荷山に鎮座したことに由来します。この日、全国の稲荷神社にて豊作や商売繁盛を祈願する祭りが行われ、地域によってさまざまな風習や催しが見られます。
市原市の中でも今津朝山から椎津にかけての沿岸部では、昔から各地の稲荷神社を中心に「初午講」が行われていました。JR姉ケ崎駅から南に徒歩15分ほどの、袖ケ浦市のとの境に位置する椎津地区では、毎年1月中旬に駒ケ崎地区と南町地区で初午行事が行われており、鎮守である八坂神社宮司の祈祷により、五穀豊穣や家内安全、商売繁盛などを祈願しています。
今回の展示では、同じく椎津の仲町地区の「初午講」を紹介しています。八坂神社を中心とする仲町地区は、海岸部の埋め立て以前に漁業組合があり、船大工や漁師たちなど海に関わる人々が多く、商売繁盛や豊漁、五穀豊穣を祈る「初午講」は、とても賑やかに行っていたといいます。しかし生活様式が変化する中、平成30年を最後に行われなくなってしまいました。
市原歴史博物館に新たに寄贈された椎津仲町地区の「初午講」について、その歴史や風習を紹介します。かつての人々はどのように豊作や豊漁、商売繁盛を祈っていたのでしょうか。
会期
2026年1月24日(土)~2月23日(月・祝)まで
会場
市原歴史博物館エントランスホール(通史展示パネル前)
料金
無料 ※ただし、常設展示を観覧する場合は、別途観覧料(一般個人300円、高校生個人200円)がかかります
職員・ボランティア等によるミニ展示ガイド
毎週土曜日 11:30~
◎【令和8年1月24日~2月23日】季節の展示「初午」開催!

※プレスリリースより
企画展「奈良・平安時代の豪族たち ー潤井戸遺跡群を中心にー」
市原歴史博物館では、常設・企画展示室の一部をレイアウト変更し、企画展を定期的に開催されています。

※プレスリリースより
今回は、古代の「豪族」をテーマに、市原市内の最新発掘調査事例を踏まえて、当時の有力者の実像に迫る意欲的な企画展となっています。
市原市北部に位置する潤井戸地区は、奈良・平安時代には「湿津郷(ウルヒヅゴウ)」と呼ばれ、平安時代の中頃の文献にも「湿津郷」として記されています。
「郷」とは、当時の行政区画であり、現在の市町村に当たる「郡」の下に位置付けられていました。現在の市原市域は、古代では市原郡と海上郡に分かれており、さらに市原郡は6郷、海上郡は8郷で構成されていました。
各郷では、地域の有力者である「豪族」が大きな影響力を持っており、国家が進める地方支配において、税の徴収など重要な仕事を任されていました。
2024年度、市原市ではこの地区で発掘調査を行い、その結果、奈良の平城京周辺で生産された土師器のほか、釉薬がかかった高級な焼き物である緑釉・灰釉陶器、扉に使われていたと考えられる鉄製の鍵などが出土しました。
また、倉庫跡と考えられる掘立柱建物跡なども見つかったことから、一帯が「湿津郷」の中心的な集落であった可能性が出てきました。
今回の展示では、最新の調査結果から、潤井戸地区及びその周辺地域から出土した奈良・平安時代の土器・鉄器・土製品などを紹介するとともに、当時の豪族たちの実像に迫ります。

※プレスリリースより
会期
2026年2月3日から令和8年3月8日まで
※毎週月曜休館(ただし、祝日の場合は翌平日)
※開館時間は午前9時から午後5時まで(最終入場は午後4時30分まで)
会場
市原歴史博物館常設・企画展示室
観覧料
一般個人300円、高校生個人200円、中学生以下無料
※有料観覧者が20名以上の場合、団体料金適用で各100円引
※常設展の観覧料も含みます
展示担当学芸員による特別展示解説会
2026年2月8日(日) 11:45~、14:45~
職員・ボランティアスタッフによるミニ展示ガイド
毎週日曜日 11:30~
◎【令和8年2月3日~令和8年3月8日】令和7年度企画展「奈良・平安時代の豪族たち-潤井戸遺跡群を中心に-」
ぜひ市原歴史博物館で季節や企画展を鑑賞して、楽しい時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
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