【市原市】最新技術で作られた「五井朝市」で出会った”メロン”の生まれ故郷の『SUNファーム』さんを視察させていただきました!
2021年8月29日に開催された第1回目の「五井朝市」さんでメロン・ブルーベリー・乾燥キクラゲ・生キクラゲ・純粋はちみつを販売していた「株式会社SUNファーム」さん。農業男子?とは思えないさわやかな販売スタッフの橋本さんにお話を伺ったところ、ソーラーシェアリング協会さんというSDG’Sに直結する未来都市構築事業で、安全な食とエネルギーを同時に提供することができるソーラーシェアリングシステムで作られている産物だという事がわかり、しかも、農場が市原市内にあるということで、後日取材に伺わせていただきました。
館山道のわきにある農場は、白いビニールハウス(電創ハウス)。でもその上にはたくさんのソーラーパネルが並びます。
ソーラーパネルで、エネルギーを得ながら、その下では作物が育つという農地を立体的に活用できるのがソーラーシェアリングの強みであると説明してくれました。
ハウスの中では、収穫の終わった30種類ほどのブルーベリーの木が置かれ、土に代わる「アクアフォーム」に植えられた木には、それぞれ細いホースで栄養分が自動制御システムで送られる仕組みになっているそうです。
受粉をするために飼われたみつばちも良い働きをしてくれて、夏には各種のブルーベリーがたわわに実ったそうです。下の写真はトマトの水耕栽培。グリーンの天井からたくさんのトマトが顔を覗かせていますね!
ソーラーシェアリングでは、育てる作物によって遮光率が違ってくるそう。「ソーラーパネルが邪魔にはならないの?」と思う方もいると思いますが、ある一定の太陽光があれば大丈夫なんだそう。SUNファームさんではどんな作物が適しているのかも同時に研究しているのだそうです。今年は二毛作にも初挑戦し、12月位にはトマトや葉物も収穫予定だということです。また、難しいと言われているメロンの水耕栽培も収穫率は好調だったそうです。
そんな中で誕生したロマンティックな名前の「月のしずく」どんなお味だったのでしょうか?
他にもキクラゲの栽培や、魚の排泄物を利用した葉物の栽培など新しい形の「作物+エネルギー」を得る次世代農業を研究するSUNファームさん。「現在農閑期のため、直販は一切やっておらず、出荷はキクラゲを稀に出荷している程度です。」とのことで、農繁期に行われた直配の画像を提供していただきました。また、道の駅やスーパーなどで販売しているそうです。
電創ハウスの中では、「12月のトマト出荷に向けて鋭意生育に取り組んでいます!」とのことなので、楽しみですね!
海外からも視察に来られるというSUNファームさん。ソーラーシェアリングに興味を持たれた方も、直売に興味を持たれた方もぜひ公式ホームページや、SNSからチェックしてみてくださいね~!!
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