市内のあちらこちらに出動しているこちらの車を見つけたことはありますか？　これは「スマホなんでもサポート号」（以下スマサポ号）という移動できる「移動式車両スマホ教室」なんですよ。

2023年10月17日の市原市立中央図書館での開催時に、お邪魔してお話を伺ってきました。「スマサポ号」の主催は市原市、そして運営しているのは、「ソフトバンク株式会社」さんです。ソフトバンクさんでは、2022年4月から全国の自治体と連携して高齢者のデジタルデバイドの解消を目指すために、「スマサポ号」を展開しているそうです。現存のスマホ教室の会場まで来れない方の為に、受講者に近づくことで、より多くの人が参加できる環境を整えたそうです。

「スマサポ号」の中には、三人分のスペースがあります。

時間帯で4つの講座があり、電話で先着順・事前予約制ですが、直接出向いても空きがあれば受講できるそうです。

伺った時間は「LINEでコミュニケーション」が開催されていました。それぞれ聞きやすいようにヘッドホンをしてオンライン講座を受けていらっしゃいました。実際に専任講師さんによる説明を受けながら、わかりやすいタブレット画像でスマホの操作を進めていきます。メッセージの入力や送信、写真の送り方、グループメールの作り方などなど。

一人一人の進行状況を見て、現場スタッフさんのサポートもあるので安心です。みなさんとても集中して受講していらっしゃいましたよ。

一番の魅力は、普段出かけているより身近な場所で無料で参加できるということですね！　スマホは持っているけど使いこなせていない方はもちろん、持っていない方でも体験してみてスマホの便利さを実感することができます。ソフトバンクさん以外の携帯会社でも大丈夫で、一度で覚えられなくても何度でも利用できるので苦手意識を減らし、楽しさに変えられることで自信が付く方が多いそうですよ。スマホ購入等の宣伝・勧誘はございませんのでご安心ください。

スマホを使えることで、伝わりにくい防災・防犯を早期に知ることが出来るようになります。一人暮らしの高齢者さんにとっても、人とつながりを持つコミュニケーションツールとなることでしょう。スマホ教室では、フィッシングメール等についても説明を繰り返しているとのことです。市民一人一人が安心安全にスマホを使えるように活動する「スマサポ号」ぜひ活用してみませんか？

取材、写真撮影にご協力いただき、ありがとうございました。

市原市役所はこちらです↓

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