【市原市】○○ガチャガチャもあるよ! 遊んで学べる市東地域のアンテナショップ「十五や」さんに行ってみたよ~!
2023年11月11日に市東国吉オープンした「十五や」さんに行ってきました。「十五や」さんの看板には「だがし・ざっか」と書かれていますが、それだけではない素敵な魅力が詰まったお店なんですよ~!
手作りの暖簾をくぐると、「駄菓子」や「おもちゃ」、温かみのある「ハンドメイド小物」が並んでいます。
棚や飾り物など全てが、「市東地域15町会共創プロジェクト」メンバーさんによる手作りだそうで、お店を盛り上げるグッズもいろいろと持ち込まれているとのこと。
こちらのなんとも味のある火鉢も数日前に「十五や」さんにやってきたそうです。
昭和レトロな駄菓子やおもちゃにほっこりしますね。「あ~!これは!?」という思わず手に取りたくなる懐かしい商品が揃っていますよ。
ハンドメイド雑貨コーナーにはクリスマスリースや可愛らしいクマさんも! 駄菓子とともにゆっくり選んでみてくださいね。
手作りのプライスカードに描かれているの緑色のキャラクターは「縄文カッパちゃん」です。
縄文カッパちゃん
お店の近くに「カッパ洞窟」からやってきて、頭に載せているのは市東地域の「瀬又貝層」から出る貝の化石、背中には市東地域ではあちこちで掘ると出てくる縄文土器を背負っています。
そんなストーリーから誕生したオリジナルゆるキャラの「縄文カッパちゃん」の作者さんは、看板のデザインも手掛けているクリエイティブなメンバーさん。オリジナルTシャツを限定販売していましたので気になる方はお早めにチェックを!
お店の左半分は「0円ぐるり」という物々交換の場になっていますよ。
リサイクルショップとは違い「不要な物を1点持ち込んで、一点持ち帰る」というシステム。自分には必要なくなったものでも誰かのとっては「ほしい物」だったりしますね! 交換品をお持ちでなかった方でもカンパ箱がありますのでお気持ちで利用可能とのことです。みなさんのお家にも捨てるのはもったいないけど使ってない品物はありませんか? 物々交換「0円ぐるり」でエコ活動しましょう!
火鉢のぬくもりを感じながらぼ~と出来るカウンター席も、もちろんメンバーさんの手作り。
壁には「十五や」さんを運営する「市東地域15町会共創プロジェクト」さんの様々な活動の様子が展示されています。人口減少、少子高齢化と過疎化が進行している市東地域ですが、魅力あるスポットや自然とふれあえるイベントがたくさん! その一つの「瀬又貝層」にメンバーのお一人であり自然の中で感じたことを音楽にして伝える作曲家の田頭芳樹さんが案内してくださいましたよ~!
「十五や」さんの斜め前の道沿いにある「八幡神社」の鳥居をくぐり、神社への石段の手前を左に歩いて行くと、貝の地層が露出している場所が!!!
この地層はなんとチバニアン時代の貝が露出している貝層で、約30万年前の地層といわれているそうですよ。かつて海の底!? 関東の真ん中で生の歴史に触れられる貴重な場所を整備するのもプロジェクトメンバーさんの活動のひとつだそうです。確かに貝や貝のかけらがたくさんあり触ってみたくなりますが、「貝の地層露出しているところは市東地域に何か所かありますが、地層が綺麗に残っているところは少なく、むやみに掘ったりせずに、貝の地層を大切にしましょう。」とメッセージを頂いていますので十分に注意して見守っていきたいですね。
このロマンのかけらを地主さんの協力を得て拾い、「瀬又正蓮寺」さん祈祷してもらい、お守りとして私たちの手に入るように考え開発を重ねてきたのが「瀬又貝層ガチャガチャ」です。
この「瀬又貝層ガチャガチャ」を設置し、みんなが集まれる場所として誕生したのが「十五や」さんだそうです。市東地域15町会共創プロジェクトの拠点であり、アンテナショップであり、地域の子供たちの見守りの場所でもあるのですね!
「家内安全」の大きめの貝と「恋愛成就」の小さめの貝があり、筆者はこんなに可愛い貝が出てきましたよ~! 「十五や」さんに出かけたらぜひ。100円で買えるロマンもお試しくださいね!
帰り道、帰宅途中の二人の中学生に会いました。目が合うと「こんにちは~!」と声をかけてくれました。市東地域のみなさんのプロジェクトは、子ども達にも受け継がれているのだと感動しました。市東地域15町会共創プロジェクトさんの地区を盛り上げる活動をこれからも追いかけて行きたいと思いましたよ。公式ホームページやFacebook・X(旧Twitter)などもみなさんぜひぜひチェックして市東地域の魅力を知ってもらいたいです。
十五やさんはこちら↓