【市原市】美食の国ペルーの味を徹底取材! 五井に昨年オープンした「TODO RICO(トドリコ)」さんへバモス~!

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2023年9月30日にオープンしたペルー料理のお店「TODO RICO(トドリコ)」さんに2024年1月6日に行ってきましたよ~! 

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店頭に掲げられた看板にはスペイン語のみ。いきなり異国の地に迷い込んだ雰囲気にワクワクドキドキ…。ラッキーなことにオーナーシェフご夫妻の息子さんがいらっしゃって取材することが叶いました。

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ペルーは120万km²の広大な土地の中に首都リマのある海岸部・インカ帝国のあった山岳部・アマゾン川流域の熱帯雨林があり、各地で食材がや味が違うそうです。トドリコさんは海岸地帯のお料理を提供してくださるそうです。

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ペルーが美食の国と言われるのはもちろん「ワールド・トラベル・アワード」の数々の受賞もあるのですが、普段、私たちが口にしているトマト・ジャガイモ・トウモロコシ・トウガラシなどの原産地であるということを教えていただきました。

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トドリコさんのお料理の要となっているのは、ペルー産のトウガラシ。ペーストにしたり輪切りにしたりとほとんどのお料理で使われているそうです。

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そして、赤ワインのような紫の謎の液体。こちらは「チチャ・モラーダ」というペルーの山間部で採れる紫とうもろこしをスパイスと一緒に煮込んだジュースなんだそうです。調べてみるとペルーの国民的ジュースでポリフェノールは赤ワインの6倍とも言われているスーパードリンクなんだそうですよ。

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続いて出していただいたのが「カンチャ」という日本で言う「お通し」のような存在。こちらもペルー産のトウモロコシを揚げたものなんだそう。熱を加えたらポップコーンのように弾けそうですが、この品種は大丈夫なようです。「芳ばしくてサクッと良い塩加減はビールに合いそうですね!」と言うとペルーではやはりビールは人気でよく飲まれていると教えてくれました。

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そして、「ピスコ」というペルー産のぶどうの蒸留酒を使った「ピスコサワー」が代表的なお酒であることを教えてくれました。他ドリンクメニューはこちらです。

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食べ物のメニューはこちらです。

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シェフのLuis Alberto Olazo Ramosさんは、ほとんど日本語が話せないのですが、メニューには写真と説明が書かれてあるので指差しで大丈夫ですよ。奥様は少し日本語を話せるようですが。お二人ともニコニコして穏やかなお人柄なのでぜひ手振り身振りでコミュニケーションをとってみてください。

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今回は、シェフの息子さんとも相談し、ペルーの伝統料理「セビーチェ」を食べてみることにしましたよ~!

セビーチェ  税込1,500円

セビーチェ」は、生の魚介類をレモンやライムの柑橘類の果汁であえたマリネ料理なんだそうですが、地域ごとで使われる食材が異なるので調理法は1000種類以上とも言われているそうです。2023年12月7日には芸能や伝統工芸技術などの形のない文化であって、土地の歴史や生活風習などと密接に関わっている「ユネスコ無形文化遺産」に登録が決定されたそうです。日本の和食も無形文化遺産として登録されましたが、生のお魚を食べるお料理が他国にあったことにもビックリですね!

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冒頭で説明してきたペルーの特産物をふんだんに使ったまさにペルーの代表料理セビーチェ。新鮮な魚介は大阪のペルー人が営む業者さんから直送してもらった物を使うそうです。この日の魚介はタコエビと「ニベ」という白身魚。ペルーでは山間部の湖や川、ジャングルのラグーンで採れるお魚も使うそうですよ。

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右上のトウモロコシは「コーン」と歯ごたえモチモチの「ジャイアントコーン」。芋類は「さつまいも」と日本ではあまり見かけない「ユカ」。別名キャッサバと言われているペルーのスーパーフードのひとつです。「アーリーレッド(玉ねぎ)」の上には「昆布」と「赤トウガラシ」が載っています。味付けには、「レモン」・「トウガラシペースト」・「パクチー」を使い「レタス」を入れると13種類以上の食材が一皿に詰まっています。前菜として食卓に並ぶことが多いお料理だそうですが、レモンの酸味がとてもサッパリとしていてそれぞれの食材の美味しさを引き立てます。

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オーナーシェフさんがまかないで食べていた「frejoles(フレホレス)con(コン)Adobo de Chancho(アドボ・デ・チャンチョ)」を少し分けていただきました。フレホレスは、コンは英語でいうwith、アドボ・デ・チャンチョは豚肉の煮込み料理のことで、お豆を煮込んだものと骨付きの豚肉を煮込んだものをごはんにかけて一緒にいただきます。お豆のクリーム煮のまろやかさとパンチの効いたお肉のシチューを合わせながら食べる一度で二度美味しいお料理でした。

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(画像提供 TODO RICO様  frejoles con adobo de chancho)

このお料理は、週末や南米のお客様からリクエストを頂いた時に作るスペシャル料理でメニューには載ってません。写真を見せて「frejoles(フレホレス)con(コン)Adobo de Chancho(アドボ・デ・チャンチョ)」と聞いてみてくださいね。

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あまりにも魅力的なペルー料理の深みに情報満載な記事になってしまいました。最後に奥様の作るペルーのデザートをご紹介します。クッキー生地とパイ生地の2種類のお菓子の中には美味しい大人味の生キャラメルが入っています。それぞれの食感ととろ~り生キャラメルの相性が抜群でいくらでも食べられそうです。すぐに売り切れてしまうそうなのでお店に入ったらカウンターの上をチェックしてくださいね!

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スペイン語で「TODO(全部) 」「RICO(美味しい)」という意味の「TODO RICO」さん、長時間に渡りご両親との通訳とペルーの知識を教えてくださった息子さん、ご協力ありがとうございました。営業時間、定休日などは Instagramのトップページからご確認ください。DMから予約も出来ますのでご活用くださいね。

ペルー料理TODO RICOさんはこちら↓

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