【市原市】ふるさとの文化を受け継ぐ人々!!大塚ばやし保存会のお囃子が聞ける海保神社の祭礼を見学してきました♪
昭和45年1月30日に千葉県の無形民俗文化財に指定された大塚ばやしの見学に、市原市海保地区にある、海保神社の祭礼に出かけてきました。田んぼが広がる平地の中に、こんもりした森があり、一本道から見える場所に、鳥居だけが見えました。
鳥居の奥には古い石段が続いています。コケの生えた、不揃いの急な石段を登っていくと、上にはもうひとつの鳥居がありました。
鳥居をくぐって左側に本殿があります。
この中では、神さまをお迎えして、お供え物をして、心から神さまに従う儀式が行われていました。
私たちがおまつりで連想するのは、金魚すくいや綿菓子、おめんや風車などのにぎやかな屋台かと思いますが、本来のおまつりとはこのように神さまにお仕えすることなんだと神聖な気持ちになりました。
この場所には、梵天を納める塚もありました。
祭礼が終わり、大塚ばやし保存会のご指導者と子どもたちが本殿から出てきて、階段を降りて行きます。地元の小学2年生から高校3年生でみんな礼儀正しく挨拶をしてくれました。高校3年生の男の子は今年で13年の大ベテランです。同じ地元の方々が腹ごしらえに作ってくれたおにぎりを、みんなでほおばっています。御利益のあるおにぎりは、筆者にも振舞って頂きました。まだほんのり温かいおにぎりにとっても温かい気持ちになりました。
そのあと、神さまから、そしてご先祖さまから引継いだ賜り物をお囃子の音にのせ、車は町へ繰り出していきました。
保存会のみなさんは行事のない限り、毎週土曜日、練習を続けています。ふるさとの文化を未来につなげていくために!
海保神社はこちらです↓
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