【市原市】「更級日記」って元祖オタク女子のブログ?!まんがから、子供向けから、現代語訳付きなどなど…図書館行ってから美術館も楽しいですね!

2019年4月6日(土)より、高滝湖畔美術館で更級日記考ー女性たちの、想像の部屋 が開催されていますね!こちらは市原市にゆかりのある「更級日記」から着想を得た12組の女性アーティストたちによる様々な想像の世界が展示されています。
光浦靖子作品
こちらの外国人さんのお土産にしたいバッチは、普段お笑い芸人としてご活躍の光浦靖子さんの作品です。光浦さんの作品には、それぞれにヘッドホーンがついていて、お笑いを楽しみながらじっくり見ることができますよ!
こちらの物語るテーブルランナーとは美術家 鴻池朋子さんが、自身の展覧会で各地を旅し、様々な自然や人々と出会う中で、出会った人の個人的な物語を聴き、それを絵にして、様々な方がその下絵を手芸で縫い上げるというアートプロジェクトです。湖畔美術館作品1
6月に表参道で開催された「ミスディオール展」の香水にも負けないゲランの「MITSOUKOミツコ」のように様々な形のビンに女性の名前が書かれた碓井ゆいさんの作品。
湖畔美術館作品2
それぞれ、共感する作品ばかりで楽しかったです。
では…更級日記って?????
やはり読まなくては!と思い中央図書館へ。。。図書館でも特設コーナーを設けて更級日記考ー女性たちの、想像の部屋を推していました!
図書館更級日記コーナー
しかし…更科日記に関した本はこのほかにもたくさんありました!
その中で漫画になっているものを見つけました!
各種更級日記
作者の菅原孝標女(すがわらのたかすえのむすめ)は、源氏物語の光源氏にあこがれて、あけてもくれても本が読みたくて読みたくて…という平安時代の元祖文系オタク女子だったのです!世が世ならブログで毎日更新していたかも知れませんね!
オタク女子と言われているだけに、残念ながら今の時代に残されていない作品の名前が更級日記には出てきます。印刷技術などなかった時代、本は全て人々の手で書かれていたのですから…戦や火事や天災の中で今に残されている事の方がすごいことなんですね!!!

平安時代イメージ

(写真はイメージです)

五井駅東口の更級通りは、まさにこの更級日記から名づけられており、菅原孝標女(すがわらのたかすえのむすめ)の像も建っているのをご存知でしょうか?

菅原孝標娘像
筆者(たかすえのむすめ)がお父上の仕事の都合で上総の国(市原市)の「受領」を務めていた頃から始まり、京に戻る間の旅の様子、京に帰ってからの日々、結婚をして旦那様との突然の死別の後にぽつりぽつり思い出し書き上げた日記。この像は京に旅立つ姿ですね!更級とは長野の地名でお蕎麦の更級と一緒だそうです。旦那様の最後の赴任地で彼女にとっては思い出の地であり、ラストの歌に出てくる姨捨山のあった地名からタイトルにしたと言われているそうです。

更級日記考ー展覧会

そんな女性アーティストたちの、素敵な想像の部屋をのぞきにいってみてはいかがでしょうか?
図書館に行ってから行く方は↓

まっすぐ美術館に行く方は↓


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