【市原市】まさか?ここに?昭和の香りたっぷりのパン屋さん「シャルモン キムラヤ」さん再始動オープンの理由とは?
「辰巳台にあるレインボーショッピングセンターにあるパン屋さんを取り上げていただきたい」そんな情報提供を頂き早速レインボーショッピングセンターへ。こちらのショッピングセンターには以前は、たくさんのお店が並んでいたようですが、現在では数店舗しかやっていません。
そんな中で、「シャルモン キムラヤ」さんが通路までパンの良い香りを漂わせていました。
情報では最近オープンしたとのことでしたが、昭和の時代に迷い込んでしまったかのような佇まい。早速お話を伺いました。
大きなガスオーブンでパンを焼くのは、ご店主の?田さん。なんと御年は80歳。吉田さんは銀座キムラヤ(株式会社銀座木村屋)さんで修業をし、パンと洋菓子の修行をしたそうです。1975年(昭和50年)10月に辰巳台に初代店舗を構え、同じ辰巳台や津田沼に店舗を拡大する実業家でもありました。最近までは京成津田沼駅直結サンロードの中にマッターホルンというパン&洋菓子店を営んでいたそうです。
使い込まれた道具を使い、一つ一つ丁寧に一人で作業をする?田さんは、初代の店舗のある場所でさらにパン作りを極めパンを学ぶために2020年6月12日、「シャルモン キムラヤ」さんを再びオープンさせました。
昭和生まれの?田さんが、昭和の時代の機械を使って丹精込めて作るパンは、まさに昭和の香りがするパン。「シャルモン キムラヤ」のシャルモンとはフランス語で「魅力的な」という意味があるそうで、まさに並ぶパンも魅力的。
取材中もポツリポツリと人が訪れる店内。皆、笑顔でパンを選んでお気に入りのパンを教えてくれました。上のとりから揚コッペをおススメしてくれた方がいたので買ってみました。パン生地にこだわったコッペパンは持ってふわふわですが、食べると弾力のある食べ応えのあるパン。甘めのソースとキャベツがよく合っています。この日は他にも5種類のコッペパンが並んでいました。
特に宣伝はしていないのですが、「津田沼にあったパン屋さんと同じ味がする」と声をかけてくれるお客様もいるとか…。またこちらは先日ユニモちはら台にオープンした「おなかすいたふぁーむ」にも出店しているそうです。
一つ一つが名店の味を引き継いだ味のあるパン。85歳まで続けられていたらまた取材にきてください」と笑う吉田さんは、「34歳でこの場所に店舗を構えた時と変わらず原点を忘れないでいたい」と語ってくれました。また「気持ちでは洋菓子も製造したいがそんなにたくさんのことは出来ない」と洋菓子への思い入れもある?田さん。現在はパンのみの製造です。
辰巳台レインボーショッピングセンター内「シャルモン キムラヤ」さんはこちらです↓
*情報提供を頂き、ありがとうございました。