【市原市】台風15号こんなところにも影響が…。復旧中の飯香岡八幡宮、お祭り中止！無残な境内！それでも頑張る姿勢！！

みなさんが楽しみにしていた八幡神社のお祭り「飯香岡八幡宮秋季大祭」残念ながら中止になってしまいました。

今回の台風が過ぎ去った日。こんな投稿が飯香岡八幡宮さんからあげられていました。気が付かずに何度も前を通り過ぎていました。

しかし、13日に実際に鳥居をくぐって、言葉を失いました。

上のフェイスブックの写真と比べると、4日間の間に、どれだけご苦労なさって復旧作業を進めていたのか、とてもよくわかります。でも、掃き清められている参道が、逆に不自然に寂しく感じられ、心が痛みます。

2019年4月14日の煮込み祭りの時に撮影した写真とも比べてみてください。

逆さ銀杏は無事なように見えましたが…県指定天然記念物の夫婦銀杏には、危険で近づくことが出来ない状態です。

境内の駐車場にもなっていた木陰があまりに無残な状態です。美しい森と水の神社が…。

神楽殿も破損があるようで、地元の方々が来て作業をしていました。境内の電線もまだ復旧していません。
それでも社殿はいつもと同じように佇み、拝殿の中にはお祭りを目前として5基のお神輿が鎮座していました。

あんなに巨木がなぎ倒されている中、こうして拝殿にお参りできるのは、境内の木々が神様を守ろうとしていたような気がしてなりません。

いつも気ままに境内をパトロールしているニワトリさん。ご無事で何よりでした！
宮司さんもお忙しそうにしておりましたが、写真撮影の許可をお願いすると快諾して下さり「皆さんが楽しみ待っていてくれるお祭りが出来なくなったのは残念ですが、私たちは、そう悲観しているというわけではないんですよ！必ず復興させますから！」とおっしゃいました。倒れている木々をみると被害の大きさを感じて、感慨にふけってしまいますが、ひとつずつ、着々と復旧作業を進めている姿勢に、胸を打たれました。
そんな中、柳楯神事前日に、市原台地から下りてきている柳楯を見守る五所地区の二ノ宮では、明日の神輿渡御は中止でも氏子の皆さんによるお囃子が演じられていました。月夜の秋風に乗って皆さん耳元にも響いたでしょうか？

お祭りが中止になっても、柳楯神事は行われるとの事。朝8時半位に飯香岡八幡宮にて。30分ほどで終了。
＃がんばろう市原　＃がんばろう千葉