【市原市】市原湖畔美術館で企画展『暗闇をくぐってみたら Part2 笹岡由梨子展「渦巻」』が7月18日から開催されます。
市原市不入にある「市原湖畔美術館」では2026年1月~4月の改修工事に伴う完全休館を経て、9月まで部分的開館のかたちで作風の全く異なる2 組のアーティストによる劇場型の連続個展を開催します。

※プレスリリースより
ミュージアムショップの奥にある秘密の入口をくぐり、真っ暗な闇を進むとそこは日常とは異なる世界が拡がり、展覧会に足を踏み入れた方々を、不思議な異世界へと導きます。
竹内公太展に続く第二弾は、キャラクターや歌を軸に独自の物語空間を生み出す、注目のアーティスト・笹岡由梨子が登場します。
暗闇をくぐってみたら Part2 笹岡由梨子展「渦巻」
開催期間
2026年7月18日~9月23日
会場
市原湖畔美術館(千葉県市原市不入 75-1)
開館時間
平日/10時~17時 土曜・祝前日/9時30分~19時 日曜・祝日/9時30分~18時
※最終入館は閉館時間 30 分前まで
休館日
月曜日(祝日の場合は翌平日)
料金
一般800(600)円 / 大高生・65 歳以上:600(400)円
※()内は 20 名以上の団体料金。
※中学生以下無料・障がい者手帳をお持ちの方(または障害者手帳アプリ「ミライロID 」提示)とその介添者(1 名)は無料
撮影:来田猛
笹岡 由梨子(ささおか ゆりこ)
1988年、大阪府生まれ。現在、滋賀県拠点。2014年京都市立芸術大学大学院美術研究科博士(後期)課程メディア・アート領域満期退学。京都府文化賞奨励賞(2020年)、咲くやこの花賞(2020年)、Kyoto Art for Tomorrow 2019 ―京都府新鋭選抜展最優秀賞など、受賞多数。近年の主な展覧会に「笹岡由梨子のパラダイス・ダンジョン」滋賀県立美術館(2026年 滋賀)、「Animale」PHD Group (2025年 香港)、「プラカードのために」国立国際美術館(2025年 大阪)など。
当館がその畔にたたずむ高滝湖。その底には、かつてダムの建設によって沈んだ110戸の村がありました。笹岡はそこに住んでいた住人へのインタビューや記録写真等、土地の記憶を手がかりに、新作ビデオ・インスタレーションを制作・発表します。
暗闇をくぐった先に現れる展示室で映し出されるのは、ビデオ作品《隣人》。映像では、ダム建設に伴い移住を余儀なくされた村人たちの当時の写真を参照するかたちで、笹岡自身が村人たちを演じ、自ら作詞作曲した歌を歌います。そこで展開されるのは、単なる失われた共同体の再現ではなく、写真という記録媒体に残された断片的な痕跡を身体表現とインスタレーションによって再構成したもう一つの地域史のすがたです。
地下の展示空間には、美術館の前身である「市原市 水と彫刻の丘」の構想の基となった「水中彫刻公園」に触発されたインスタレーションが登場します。遊戯性と追悼性の両義性をあわせ持つ空間は、土地の歴史と現代美術の新たな関係性を提示するとともに、鑑賞者を“もう一つの湖畔の地”へと誘います。
本人によるスペシャルトークショーなどのイベントも開催予定なので興味のある方はぜひホームページから詳細をチェックしてみてくださいね。

※写真はイメージです。
ぜひお時間のある方は、改修中のいつもと違う雰囲気の市原湖畔美術館で展示を楽しんでみてはいかがでしょうか。
市原湖畔美術館はこちら







