【市原市】春が終わっても『サクラサク』!?第15回みどりの式典にて内閣総理大臣賞を受賞「桜さんさん会」さん!!

桜さんさん会2

(提供 桜さんさん会様)

今年も素敵な桜と川辺の景色を見せてくれた「桜さんさん会」さんより朗報を頂き取材に行ってきました。2021年4月23日に憲政記念館で開催された第15回みどりの式典において、まちづくり桜植樹プロジェクト「桜さんさん会」さんが、内閣総理大臣賞を受賞されたということです。

桜さんさん会会長

(左から代表の河内さんと伊藤さん)

「令和3年緑化推進運動功労者内閣総理大臣表彰」とは、毎年「みどりの日」を含む「みどりの月間」(毎年4月15日から5月14日までの期間)に行われる「みどりの式典」内で「緑化推進運動の実施について、顕著な功績のあった個人又は団体に対し、関係省庁からの推薦に基づき、内閣総理大臣が決定し、表彰を行うもの」だそうです。全国2個人、10団体のうちの一つが市原市の「桜さんさん会」さんということです。

桜さんさん会3

(提供 桜さんさん会様)

<功績の概要>

平成16年度に市原市の市民提案事業として養老川沿いのサクラの植樹が提案され、その実施団体として同会は設立された。4地区計2.2kmの区間に約200本のサクラを植樹するとともに、多くの方に愛着を持ってもらえるよう、近隣の小中学生が詠った詩歌の掲示や、植樹したサクラへの里親の想いを記載したミニ看板の取り付けを行い、世代や時空を超えたコミュニケーションの形成に貢献している。
 平成25年度からは桜並木の間に年間数体の頻度で芸術的オブジェを設置し、今後20~30年かけて更に充実させていく予定であり、万葉集で詠われた養老川河口付近の情景の歌詞看板の設置や、養老川の水運で活躍した川船の復元模型の制作など、養老川の歴史を次の世代に伝える取組も行い、文化と芸術の里づくりにも大きく貢献している。
また、毎年4月~11月に月4回の頻度で、桜並木周辺の管理と除草を継続的に行ってきた結果、以前とは見違えるような景観となり、遊歩道を往来する者の増加や、これらの長年にわたる地道な活動に感銘を受けた作詞家によるサクラを手入れする人々の願いや苦労を表現した歌「養老桜」が作られるなど、活動に対する賛同・支援も増え、地域の活性化や緑化活動の普及啓発にも貢献している。

桜の季節にも様子をお伝えしましたが、行った方はきれいに整備されている桜並木とオブジェの様子がわかったと思います。これも桜が咲く頃から葉桜になり、葉が落ちるまでの長い期間、会のみなさんの地道な活動があってこそです。本当におめでとうございます。

桜さんさん会1

(提供 桜さんさん会様)

式典に出席した代表の河内昌蔵さんは、「天皇・皇后両陛下との距離が5メートルほどで、名誉なことであると感じると同時にとても緊張しました。将来的には養老川の桜並木を舞台に大きなイベントを開催したい」と語ってくださいました。まだまだ若木の桜の木、これからもどんどん成長して、私たちを魅了してくれるはず!市原の名所から千葉県の名所へと成長していく「桜さんさん会」さんの活動を応援したい方は「桜さんさん会公式ホームページ」からどうぞ。

桜さんさん会5

来年もまた「養老桜とアートの小径」楽しみにしています。

【市原市】今年もきれいに咲きました♪「桜さんさん会&花と緑の会」のみなさんの活動と今年の様子を見てきました。

 

 

2021/05/09 07:17 2021/05/09 07:17
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